美容で115店が初出店、全151店テナント決まる 静岡パルコ

美容
美容パルコ(東京都豊島区)は十五日、閉店した静岡市葵区の西武百貨店跡に三月十五日に開店する「静岡パルコ」の出店テナントを発表した。

 全体では百五十一店。内訳は衣料品八十一、身の回り品三十、雑貨十二、食・サービス二十八。うち県内初出店が百十五店を占めるほか、美容関連のゾーンを設けるなど、新しさを強調した店舗像を打ち出した。年間売り上げ目標は百十億円。

 「DELI CHIKA(デリチカ)」と名付けた地下一階は、輸入食材や菓子類などの食料品と食器や台所用品などの雑貨を販売する。地元の日本茶店「竹茗堂」や菓子店「藤栄堂」といった有名店の新業態店舗も入る。

 一-六階は衣料品が中心。三階には美容ゾーン「美ゅーてぃ(ビューティ)小町」を設け、ヘアサロンやネイルサロン、エステ、ヨガ、フットケア施設をそろえる。六階にはイベントスペースも設け、年間を通じ展覧会や物販催事などを開催する。

 七階は音楽ゾーンと屋外テラスを利用した飲食店を配置。八階は生活雑貨の「ロフト」をワンフロア展開する。

 会見したパルコの吉岡猛常務は「静岡にないブランドをそろえた。中心商店街の魅力向上につなげたい」と話した。

中日新聞 - 2007/2/16