美容サプリメントで更年期症状が緩和

丸和
美容日本ハム(株)中央研究所(所在地茨城県つくば市、森松文毅所長)と(株)丸和(本社千代田区、曾我 元昇社長)は、第7回日本抗加齢医学会総会で、豚プラセンタエキスとローヤルゼリーの併用による摂取で、更年期症状を緩和させる働きがあることを発表しました。

比較的軽症な更年期症状を示す46~64歳の女性14人を対象とし、プラセンタエキス100mgとローヤルゼリー69mg、グリセリン脂肪酸エステル11mgを1粒のカプセルに入れて、1回5粒を1日2回服用していただき6週間継続した臨床テストを実施したところ、被験者の58%人は著効で、21%の人がが有効で、14%の人がやや有効という結果が得られました。また、気分の尺度の評価においても、摂取の前後で疲労の軽減や活気の向上など顕著な改善が認められ、免疫力や抗酸化能の向上、血圧の改善、肌水分量の増加に関しても効果が見られました。

現在は更年期症状の緩和に女性ホルモンの補充療法などが用いられていますが、体質による副作用が懸念されていました。プラセンタエキスとローヤルゼリーは安全性も確認されており、医師による問診や血液検査でも異常は見られなかったため、これからはサプリメントへの応用が期待できる発表でした。