美容で高齢者向けマンションに酸素カプセル導入

美容で創明プロジェクト(古藤直社長、唐津市)は、武雄市北方町に開設する高齢者向け賃貸マンション「ぽっかぽか・武雄館」に、高気圧酸素カプセルを導入する。スポーツ選手の使用などで注目されており、24時間の介護体制と合わせてサービス拡充を狙う。

 カプセルは、高気圧の空間に体を入れて血液の中に酸素を行き渡らせることで、疲労回復や老化防止、美容などに効果があるという。同社の同系統のマンションは4棟目で、初めてカプセルを取り入れた。

 同館は鉄骨造り3階建てで、1―2人用の計34室を備える。医療機関と連携したり、デイサービスなどの介護事業所を併設している。古藤社長は「カプセルを自ら体験して十分な効果があり、導入を決めた。老後の幸せな住まいづくりに貢献したい」と話す。

 オープンは3月1日。無料体験入居(1―3日間)を受け付けている。問い合わせは同館、電話0954(36)0987へ。

佐賀新聞 - 2007/3/6